エクステリアの基礎知識
エクステリアの基礎知識
いざ探し始めて、エクステリア業者の多さに驚かれる方も多いでしょう。「~エクステリア」
「~外構」「~造園」と数多くの業者があふれています。
エクステリアの業者やプランを考える前にまずは、良質なエクステリア造りのための基礎知識、
よくある疑問を徹底解説致します。

古い民家の蔵など、塗り壁は外装材として日本を代表する伝統的な工法で、また近年人気が高まったスパニッシュ調住宅の場合も塗り壁が外観のポイントになっています。 和風から洋風まで、外装材としての優れた意匠性を持つ塗り壁は、根強い人気がありますが、費用・メンテナンス面で、いまいち踏み切れないという方も多いようです。

塗り壁のメリットとデメリット

塗り壁は塗料をスプレーで吹いた『吹付仕上』やローラーによって仕上げた『塗装仕上げ』、コテのエッジを立てて塗る『左官仕上』など、同じ塗料を使用してもその仕上りの印象は全く変わります。また、ジョリパット(アイカ工業)は100色以上からお好みの色を選ぶことが出来、骨材を変えることで様々な表情を出すことができる、非常に意匠性が高いことが大きなメリットです。 デメリットは雨だれ等の汚れが目立つこと、クラックや水ぶくれの発生などがあげられます。

塗り壁の施工工程

塗り壁の施工は6工程を壁の表裏に施します。

①下地 exシーラを塗る
 exシーラは接着剤の役目を果たし、下地の中 まで浸透し、
 下地の強度を高めます。

②モルタルを塗り、しごく
 exシーラ乾燥後、ブロック目地をを潰すため にモルタルを塗る

③下地 シーラを塗る
 モルタル乾燥後、下地、主材に応じた最適なシーラを選定して塗る。

④金ゴテで塗料を塗る
 塗料専用シーラ乾燥後(3時間以上48時間以内)、金ゴテにて平滑に塗料
 を塗布する。

⑤仕上の塗料を塗る
 夏期 4時間以上、冬期12時間以上、塗料下塗りの乾燥を確認後、塗料
 上塗りを行う。この時模様を入れる。(コテ跡、くし引き等)

⑥光触媒を塗る
 塗料上塗り乾燥後、光触媒塗料(汚れ防止)を塗る。
 ※塗料乾燥後、期間を空けると汚れが付着するため速やかに光触媒を塗る。

光触媒とは
光触媒の原理は、植物が行う「光合成」に良く似ています。「光合成」が葉緑素を触媒として二酸化炭素と水から酸素を作るように、光触媒
二酸化チタンコート剤は紫外線が
当たることで、水と非常になじみが良い「親水性状態」になると共に、強力な分解力を持つ「活性酸素」を発生させます。 これによりセルフクリーニング効果と、有害物質汚染浄化作用を発現します。ですから、外装、内装にコーティングすると、とても効果的なのです。

フルフィルでは、工程をしっかりと取ることで、塗装のクラックや水ぶくれを防ぐ他に、光触媒を標準施工してります。
光触媒は汚れ防止効果が高く、塗り壁のデメリットであるメンテナンスの負担を軽減できます。(水で洗い流すのではなく、スポンジなどで擦って汚れを落とした場合、光触媒まで落ち、効果が持続しない場合があります) また、塗料そのものを柔軟性の高い製品なので、クラックなどのひび割れを低減します。

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